以前はイスラム教を始めた予言者のことを「マホメット」と言っていました。最近は「ムハンマド」と呼ぶみたいですね。つまりムハンマド=マホメット、ということです。「コーラン」も、アラビア語での音により忠実に書くなら、「クルアーン」となるようです。
イスラム教の聖典である「コーラン」には、キリスト教の「イエス」も、旧約聖書の「モーセ」も出てくるんですね。読んだことがないので知りませんでした。
そして、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の神様は同じなんですね。キリスト教の元はユダヤ教。イスラム教の元はユダヤ教とキリスト教。すべて一神教、つまり神様はその一体しか存在しない、という考え方で、唯一神を信じている、ということなんですね。
そして、これも初めて知ったことなのですが、イスラム教はキリスト教よりもユダヤ教に似ているのだそうです。
紀元前13世紀から紀元前12世紀にかけて、イスラエルの民衆はエジプトに移住していたのですが、徐々にエジプト人から圧迫されるようになります。そこで、モーゼがラエルの民衆を率いてエジプトから脱出することになります(出エジプト)。この脱出のときに、モーゼが持っていた杖を海に向かってふりかざすと海が2つに割れて、そこをイスラエルの民衆が渡ったという例の有名な話があったということです。そして、このモーゼの一行がカナンに戻る途中、モーゼがシナイ山に入り、神から十戒を授かるのです。その後、ユダヤ人は現在のエルサレムがある土地に王国をつくります。このイスラエル王国の最盛期の王様が、ダビデ王とソロモン王なのです。英語ではDavidとSolomonです。ソロモン王が死ぬと、ユダヤ王国の民はバビロンに連行され、奴隷にされます。これをバビロン捕囚といいます。こうしたユダヤ人の歴史の中から成立したのがユダヤ教なのですが、その教えの中に、選民思想(神はユダヤ人だけを救ってくれる)があり、この世の終わりにメシア(救世主)が現れ、ユダヤ人だけが救われる、と考えているのです。
ユダヤ教の戒律は厳格で、十戒のほかに「律法の書(=トーラー)」には613の戒律があるそうです。
イエス・キリストはユダヤ教徒だったのですが、「ユダヤ人しか救われない」というユダヤ教を批判し、改革運動を始めたのです。
まずユダヤ教まで戻って、そこから順に理解していこうということで整理してみたのですが、こういう知識を再確認した上で秘鍵開示会を見ていくといっそう納得がいくのではないかと思います。
(つづく)
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